米大統領選挙先物(Iowa electronic market)が面白い
こんにちは!今月は原油先物と株で10万を稼いだものの、月末のユーロ取引で9万円吹き飛ばしてつらみmaxないなばです。
最近、金融工学についての本を読んでいたところ非常に面白い発見をしました。。
それは、アメリカ大統領選挙の当選者やその期待値を予想してリターンを得る"アメリカ大統領選挙先物"なるものがあるということ!!
ざっくりと説明すると、アイオワ大学(the university of iowa)が学術目的で主催している、民主党と共和党のどちらの党の候補者が勝つかを予想して株を取引する先物市場です。悪材料や好材料による市場参加者の期待値から"候補者"の先物価格が変動するといった仕組みで、一年余りの市場期間のうち、いつでも売買可能です。簡単な例で言えば、過激な発言で支持率が落ちた時期に買い、巧みな演説で優勢になった時に売れば差益が得られます。
掛け金は5〜500$程度と少額ではありますが、ネットさえあれば日本人でも簡単に参加できるみたいです!
直近の2016年の米大統領選挙といえば、民主党代表ヒラリークリントンと共和党代表ドナルドトランプが熾烈な椅子取り合戦をしたことで有名ですね。仮に当時、自分がこの大統領選挙先物なるものを知っていればヒラリーにベットしていたので、最近知ってよかったな〜と。おそらくヒラリーにフルで5万ぶち込んで最後まで保有していたでしょう。票開示で徐々にトランプが優勢になりつつも、ヒラリー勝利を確信していたので。。。笑
[仕組み]
・基本的に一般の先物市場と同じで需要と供給で価格が動きます。
・青のdemがdemocratic party(民主党)で赤のrepがrepublican party(共和党)を示しています
・priceは一枚あたりの価格/セントを表しています。(mini0〜max100/cent)
・市場期間であれば、いつでも売買可能
●大統領選挙以外もある!!
House control(下院選)やSenate control(上院選)などもあるようです。下図は2018。
こんな面白そうな企画を20年間生きてきて知らなかったという事実。おそらくニュースで流れていても関心がなかったのでしょうね。投資に関心がある今はとても面白いものに見えます。人間って不思議。
何よりも早く経済的に自立したい!!
読んでくれてありがとうございました。