2万円から宇宙旅行を目指す大学生の投資ブログ

スペインに交換留学中の早大生。宇宙旅行にかかるであろう費用25万$(2750万円)を外貨投資で稼ごうと頑張るブログ。

ニュースで得られる情報は中古 ファンダより圧倒的テクニカル分析

こんにちは。今日は、個人投資家、特にデイトレーダーにとって、ファンダメンタルズ分析よりテクニカル分析の方が良いと思う理由について話していこうと思います。まだ未熟ながらも、自分は圧倒的にテクニカル派です。トレードを始めた頃は、円高要因や円安要因となるニュースを分析していましたが、デイトレーダーでもあり特別なツールを持っていない自分には必要性が少ないと感じました。現在は平均方向性指数(ADX)とストキャスを使ってトレードをしており、ファンダ的材料は市場動向の一つとして頭の片隅に置いておく程度にしています。 

 

 

ファンダメンタルズ分析とは
金利政策・雇用・インフレデフレ・テロ・災害・国交・大統領の発言など様々な政治経済情勢を分析してトレードを行うことです。金利政策発表とかEU離脱交渉とかトランプ氏がエルサレムイスラエルの首都に認定したとかです。何ヶ月もポジションを保有する中期・長期トレーダーにとっては必要度が高いと言えますが、1日以内にポジションを解消するデイトレーダーにとってはさほど重要ではないと言えます。(指標発表付近にポジションを解消し見送るトレーダーがほとんど)

  

 

テクニカル分析とは
インディケーター(ex, 移動平均線MACDなど)や過去の値動きのパターンから将来の価格を予想してトレードを行うことです。移動平均線ゴールデンクロスデッドクロス、RSIの買われ過ぎ、ボリンジャーバンドの±2αにタッチだとかMACDの売買サインとかですね。セオリーとして確立しているものはたくさんありますが、100パーセント勝てる方法というのは見つかっておらず、勝率の高いトレードを行うための統計的な分析と言えます。

 

 
"ファンダで勝負するのは現実的ではない" 

個人投資家が得られる情報量には限りがあります。市場動向の材料がニュースで流れて我々個人投資家が情報を得る頃には、トレーディング会社大手やヘッジファンドは事前に情報を知り売買を始めていると考えるのが妥当。使えるお金も人材も桁違いだから当然と言えます。まだトレード歴数ヶ月のペーペーですが、チャートを見てるとよくわかります。ニュースで流れる情報は中古だと。
ロイター通信やら速報サイトで明らかに円高となる材料に飛びついても、もう遅い。プロに食われるのがオチ。冷静に、記事を書く人は人は少なくとも私たち個人投資家より早く情報を手に入れてます。

  

ファンダにおける"織り込み済みの恐怖"

トレードを始めたばかりの頃に体験したのですが、経済指標の結果が予想通りの円安要因であるにもかかわらず、円高に進むという。これはいわゆる「織り込み済み」というやつで、経済指標の結果が事前にマーケットに予測されており、既に為替価格に反映されているということです。例えば、ポンド円の政策金利発表において、金利の上昇が事前に強く見込まれているなら、発表前からポンドが買われ、どんどんポンド高円安が進みます。そして結果発表時、予想通り金利は上昇することが決まったものの、逆のポンド安円高に進みました。既に織り込み済みの場合、材料が出尽くしたということで、予想通りの好結果にもかかわらず、大きく反対方向に動くということが起きるのです。

11月2日のイギリス政策金利発表↓↓

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本来、政策金利が上昇すれば、ポンド高に進む(上昇)と考えられます。

予想が0.5%で結果が0.5%で、なおかつ材料出尽くしでこのようにポンド安の結果になったようです。織り込み済みのいい例ですね。

 

 Buy the rumor sell the fact と言葉通り。噂で動き事実が出れば売られました。

 

 

スイングトレーダーならまだしもデイトレーダーにファンダメンタルズ分析は不要
デイトレーダーは基本的に1日に売買を繰り返すので、市場の中期・長期的な動きを決めるような材料が発表されても、ほとんどトレードに影響を受けないと考えられます。もちろん発表時には短時間で価格が大きく動くため注意が必要ですが、発表時間に注意すれば事足ります。

もちろん、ファンダメンタルズ分析を完全に脳内から消すのではなく、市場動向要因の一つとして頭の片隅に入れておくことが大事ですね。

 

 

ファンダ:テクニカル=2:8 みたいな!!

  

以上です。

  

 

クリスマス終わってしまいましたけど

 

 

Feliz Navidaaaad !